Ⅰ
総合戦略策定にあたって
1
基本的な考え方
(1)趣
旨
大樹町の人口は、平成27(2015)年3月末現在の住民基本台帳では5,750人となって
いますが、国立社会保障・人口問題研究所(以下「社人研」)の推計に準拠した方法によると、
平成52(2040)年には3,988人に、平成72(2060)年には、2,822人まで減少する
と推計されます。
この急激な人口減少は、超高齢化の人口構造とも相まって、地域の経済、暮らし、行政な
どの幅広い分野において極めて深刻な事態を招きます。
国は、昨年まち・ひと・しごと創生法を制定し、人口減少に歯止めをかけ、東京圏への人
口の過度の集中を是正し、将来にわたって活力ある日本社会を維持するため、まち・ひと・
しごと創生総合戦略を作成し、計画的に実施することとしました。
大樹町においては、人口減少を食い止め、活力ある地域社会の維持を図るため、産業界、
行政機関、教育機関、金融機関、労働団体、報道機関などから意見を募り、各種施策を危機
感とスピード感を持って講じることを目的に、「大樹町まち・ひと・しごと総合戦略」(以下
「総合戦略」)を策定することとしました。
(2)総合戦略の位置づけ
総合戦略は、国の総合戦略、北海道総合戦略、十勝定住自立圏共生ビジョンなど他の計画
も勘案しつつ、昨年からスタートした「第5期大樹町総合計画」(2014~2023 年)の基
本目標を、総合戦略の基本目標として位置づけることとします。
(3)計画期間
平成27(2015)年度から平成31(2019)年度までの5年間とします。
(4)設定人口
この総合戦略では、第5期大樹町総合計画基本構想の設定人口、2023年5,200 人を基
本として、社人研推計人口2040年3,988人を620人上回る4,610人、2060年2,822
人を1,012人上回る3,834人とした「大樹町人口ビジョン」を策定し、これを総合戦略の
2
計画の推進にあたって
(1)まちづくりの基本的な考え方
人口減少や少子高齢化が急速に進む社会情勢にあっても、魅力的で活力にあふれ、持続可
能なまちづくりを行うことが必要です。
そのためには、町の現状、課題及び方向性を共有化し、協働で魅力ある大樹町をつくると
いう視点が必要になります。
この前提に立って、町全体でまちづくりを進める基本的な考え方を整理します。
① 情報共有と協働の推進
統計データや各種の情報、住民、地域、企業、行政などが行う様々な取組みが、分かり
やすく、様々な媒体で発信され、情報が行き交い、今以上に共有できるような状態を目指
します。
お互いの取組みを理解し、協働で課題解決に向けた活動を行うための基盤をつくります。
住民の行政に対するニーズが多様化する中、「町長と語る会」や「ブロック懇談会」な
ど、住民と行政が直接対話する機会を大切にしながら、幅広い意見を反映し、高い実効性
を確保します。
② 広域行政の推進
自動車道の延伸やライフスタイルの変化により、住民の生活圏が自治体の枠を超えて広
がり、様々な行政課題も広域化、複雑化しています。
十勝は帯広市を中心市とした十勝管内18町村が十勝定住自立圏共生ビジョンを策定
し、圏域全体で必要な生活機能を確保することにより、地方圏への人口定住を促進する自
治体間連携の取組みを進めています。
この十勝定住自立圏共生ビジョンをはじめ、国、道、関係市町村などとの役割分担、連
携体制の構築などを進め、効果的かつ効率的な対応を図り、より質の高い行政サービスを
提供していきます。
(2)
数値目標と進捗管理
① 総合戦略の進捗管理(PDCAサイクルの構築)
この総合戦略は、各施策に数値目標KPI(重要業績評価指標)を掲げており、これら
の検証を通じて施策及び事務事業の評価を行います。これらの評価は、大樹町まち・ひと・
PDCAサイクルは、計画(Plan)、実施(Do)、評価(Check)、改善(A
ction)を行うことにより、計画期間に即した目標設定を達成するための効果的な管
理サイクルを構築し、進捗を管理するものです。
PDCAサイクルイメージ
Plan
計画
Check
評価
Do
実施
Action
「しごと」が「ひと」を呼び、
「ひと」が「しごと」を呼び込む好循環を確
立するとともに、その好循環を支える「まち」に活力を取り戻す。
Ⅱ
総合戦略の基本方針
1
まち・ひと・しごと創生に向けた政策5原則
人口減少克服・地方創生を実現するため、国と同様、次の5つの政策原則に基づき施策を進
めます。
①
自立性・構造的な問題に対処し、住民間事業者、個人等の自立につながる施策を進めます。
②
将来性・自主的かつ主体的に、夢を持って前向きに取組みます。活力ある地域産業の育成と
将来性のある産業の誘致、育成に取組みます。
③
地域性・地域の特性を生かし、実態に合った持続可能な施策を進めます。
④
直接性・最大限の成果をあげるため、緊急性、即効性のある事業等に直接的に支援する施策を
進めます。
⑤
結果重視・PDCAメカニズムの下、具体的な数値目標を設定し、効果検証と改善を実施します。
この政策原則に基づき、第5期大樹町総合計画の理念とテーマを念頭に置き、基本目標に
沿って具体的な施策等を設定します。
【理念】
「~活力とやすらぎあふれるまちづくり~大いなる挑戦の継続」
【テーマ】
2
5つの基本目標
国は、今後の施策の方向として4つの基本目標を定めています。
大樹町の総合戦略では、第5期総合計画に掲げる5点の基本目標を、大樹町の「まち・ひと・
しごと総合戦略」の基本目標とすることとし、その主な関係については、次のとおりです。
国の総合戦略の基本目標との関係
国の基本目標
1 地 方 に お け る 安 定 し た 雇 用
を創出する
2 地 方 へ の 新 し い ひ と の 流 れ
をつくる
3 若い世代の結婚・出産・子育
ての希望をかなえる
4 時代に合った地域をつくり、
安 心 な 暮 ら し を 守 る と と も
に、地域と地域を連携する
大樹町の基本目標
3
「やすらぎを生みだす」人と
自然にやさしいまちづくり 2
「明日につなぐ」交流と協働で
進めるまちづくり
5
「健やかに暮らす」安心と
支えあいのまちづくり 4
「人が輝く」夢を育み学びの
意欲を高めるまちづくり 1
「活力を高める」資源を豊かさに
① 基本目標1 「活力を高める」資源を豊かさにつなげるまちづくり
本町の基幹産業である農業、漁業の基盤を強化し、担い手と雇用の確保を図ります。
本町の資源と環境を生かし、付加価値を高めた製品づくりや販売促進を支援するとともに、
空き店舗利用や全町にわたるICT環境の整備、起業家支援など商店街の活性化を図ります。
バイオマスの利用などにより、資源の地域内循環を図り、環境に負荷の少ないまちづくり
を進めるとともに、多様な観光ニーズに対応するよう、施設の充実と観光メニューの開発を
進め、町の魅力アップによる人の流れを作り出します。
十勝定住自立圏共生ビジョンなど、広域の取組みを進め、施策の充実を図ります。
平成14年平成15年平成16年平成17年平成18年平成19年平成20年平成21年平成22年平成23年平成24年平成25年
58.5 49.5 50.5 48.5 55.0 49.7 49.7 58.4 38.2 49.5 51.1 44.4
表 大樹町の観光入込み客数の推移 単位:千人
資料:農 業 産 出 額:生産農業所得統計、大樹町農林水産課
漁 獲 金 額 :北海道水産現勢
年間商品販売額:商業統計調査、経済センサス-活動調査
製造品出荷額等:工業統計調査、経済センサス-活動調査
10,760 10,800
11,410 11,040
10,630
11,000
1,068 1,079 1,241 1,156 1,237 1,367 1,542 1,303
825 817 745
11,489 11,904
10,953
12,709
9,357
10,624 11,088 13,807
15,569
15,604
16,064 17,074
14,637 14,947 14,648 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000
平成
14年
15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年
農業産出額 漁獲金額 年間商品販売額 製造品出荷額等
(
百万円)
② 基本目標2 「明日につなぐ」交流と協働で進めるまちづくり
姉妹都市、友好都市などのつながりと拡がりを大切にし、都市住民の農業体験その他の都
市との地域間交流を図るなど都市と農村の交流を活発化し、地域おこし協力隊やテレワーク、
チャレンジショップによる新しい芽を育てるとともに観光振興により、新しい人の流れをつ
くります。
当町及び十勝地域並びに北海道が、長年取組んでいる「航空宇宙産業基地」誘致活動を強
化し、国や大学、航空宇宙関連企業等の取組み・活動を地域を挙げて支援し、北海道、十勝
地域と連携しながらロケット射場を含む航空宇宙産業基地形成を目指します。
実験支援と環境整備を進めることにより、当町及び周辺地域が航空宇宙産業の拠点として
発展するよう取組みます。
航空宇宙関連実験及び関連機器の製造や運用を行う機関・企業を誘致し、ロケット打上げ
や実験の視察、体験学習の機会を通じ、産業育成と観光振興による雇用の創出、定住の促進、
地域の食関連産品の販売促進などにより、「しごと」「ひと」の好循環と「まち」の活性化を
図ります。
③ 基本目標3 「やすらぎを生みだす」人と自然にやさしいまちづくり
市街地におけるコンパクトなまちづくりを進め、町有地の有効活用や安全な歩道網の整備、
住宅取得に対する支援など、子どもを生み育てる世代から高齢者まで安全・安心で快適な生
活空間をつくります。
資料:国勢調査(一般世帯 ※
のみ)
※国勢調査では世帯を「一般世帯」と「施設等の世帯」に区分している。
その中で「一般世帯」とは、戸建て・集合住宅、間借り・下宿、会社や官公庁などの寄宿舎・寮による世帯
を示す。なお「施設等の世帯」は、学生寮、病院、社会福祉施設、自衛隊営舎、矯正施設などによる世帯を 示す。
④ 基本目標4 「人が輝く」夢を育み学びの意欲を高めるまちづくり
町内の小学校、中学校、高校が連携して、地域の特色を生かした教育の充実、国内外に展
開している姉妹都市や友好都市などを通じて広い視野をもつ人を育てます。
社会教育、社会体育施設の整備とこれらの施設を生かした学習機会の充実を図ります。
表 姉妹都市等の状況
締結市町村 締結年月 摘 要(人口)
姉妹都市
福島県相馬市
昭和58年3月 35,994人(H27.11)
銀河連邦
神奈川県相模原市
岩手県大船渡市
秋田県能代市
長野県佐久市
鹿児島県肝付町
平成22年4月
723,884人(H27.9)
38,421人(H27.12)
56,186人(H27.12)
99,703人(H27.10)
16,338人(H27.12)
友好都市
群馬県吉岡町
平成23年10月 20,753人(H28.1)
友好交流都市
台湾高雄市大樹區
平成27年9月 43,237人(H27.1)
⑤ 基本目標5 「健やかに暮らす」安心と支えあいのまちづくり
若者の出会いの場の情報提供など婚活をサポートします。
心身の健康を保つため、運動の場の確保や健康クラブなど、サービスの充実に加え各種健
診と医療体制の充実により、健やかでやすらぎのある安心な暮らしを確保します。
ファミリーサポート、介護ボランティアや日常生活支援サポーターの養成など、住民参加
Ⅲ
総合戦略の内容
基本目標1
「活力を高める」資源を豊かさにつなげるまちづくり
大樹町は一次産業のまちであり、TPP交渉の大筋合意など取り巻く環境
は厳しい情勢にありますが、豊かな自然を生かし、生産力の強化を図りなが
ら付加価値を高めることにより、若い世代が夢と希望を持って大樹町の一次
産業に就業できるよう施策を講じます。
また、多様な自然環境とヨードを含む晩成温泉や砂金掘りなど特色ある資
源を生かした観光の振興などにより、新しい人の流れをつくり、交流人口の
増加を図るとともに、商店街の空き店舗活用や地域の特性を活かした起業の
推進により、雇用の場が広がるよう取り進めます。
・雇用創出:5年間で20人
・新規起業:5年間で5件
・十勝の観光客入込数 967万人(H25)→1,020万人(H31)
具体的な施策
重要業績評価指標
(KPI)
1 経営の安定化と生産環境の向上
① 都市の若者を農業の担い手として確保する施策を講じ
るとともに、新規就農者支援制度を、多様な就農が可能
になるよう拡充します。
また、農業の法人化、大規模化を支援し、雇用の確保を
図ります。
② 「浜の活力再生プラン
※
」に基づき、漁業収入向上とコ
スト削減の取組みを進めます。
③ ハンターの雇用や育成など担い手の確保により、有害鳥
獣の駆除、防除を推進し、生産性を向上させます。
2 生産物の付加価値を高め一次産業を強化
① 町内の農産物、海産物等の加工、製造に対し支援し、
地域ブランドの確立など付加価値を高める活動を推進
します。
② 森林の整備を進めるとともに町内産木材の付加価値を
・農業の鳥獣被害額
現在 74,438千円
5年後 59,550千円
(20%減)
・地場産業振興奨励事業の活用
H26 0件
5年間で10件
・起業家支援事業の活用
制度創設
5年間で5件
基本目標
の方向
数値
③ ふるさと納税やインターネット販売などを通じ、町内
産品のPRと販売拡大を図ります。
④ 木質バイオマスボイラーの設置を推進し、町内の林産
物活用により資源の町内循環を推進します。
3 観光と起業の推進による市街地賑わいの復活
① 航空宇宙関連や豊富な農水産物、冷涼な気候ときれい
で豊富な水資源など地域の特性を生かした起業の推進
を図ります。
② 豊かな自然と資源を生かすとともに、都市住民の農業
体験その他の都市との地域間交流を図るためなどの 観
光施設の整備や体験プログラムの充実、全町にわたる
ICT
※
環境の整備などにより、観光入込客の増加を図
ります。
③ 市街地に多く点在する空き店舗の活用を推進し、商店
街の賑わい復活を図ります。
・木質バイオマスボイラー
現在 1施設
5年後 4施設
・観光客入込客数
H25年度 44.4千人 H31年度 53.2千人 (20%増)
・公共施設のWi - Fi
※
設置
H26 0か所
5年後 5か所
※浜の活力再生プラン:地域ごとの実態に沿った「取組むべき課題」を「浜の活力再生プラン」として作成し、漁業所得1割
アップを目指す計画。
※ICT:情報・通信に関する技術の総称。従来から使われている「IT(Information Technology)」に代わる言葉として
使われている。海外では、ITよりICTのほうが一般的である。
※Wi - Fi:無線でネットワークに接続する技術。「無線LAN」と同じである。
基本目標2
「明日につなぐ」交流と協働で進めるまちづくり
大樹町は福島県相馬市、群馬県吉岡町、銀河連邦
※
、台湾高雄市大樹區な
ど多くの地域と交流を進めています。
また、長年取組んでいる航空宇宙関連実験の関係者や「大樹」が名前の「大
樹さん」との交流もあります。
他に「お試し暮らし住宅」2戸を設置し、大樹町を良く知ってもらい、移
住への検討を促しています。今後は働く場や住居の確保を積極的にサポート
し、各層が移住、定住しやすい環境づくりを進めます。
・航空宇宙関連実験 5年間で100件
・テレワーク等
※
利用者数 5年後述べ200人/年
具体的な施策
重要業績評価指標
(KPI)
1 宇宙のまちづくりの推進
① 多目的航空公園における航空宇宙関連実験の誘致・支援
の強化を図るとともに、関連研究機関の立地と関係者の
定住化、関連産業の振興と施設整備を推進していきます。
② 航空宇宙関連実験や関連産業育成に関し、規制を緩和す
る特区の申請を検討します。
③ 宇宙交流施設「SORA」の機能を強化し、展示に加え
体験学習の場となるよう体制整備を検討します。
2 繋がりと可能性を拡げる
① 地域間交流、国際交流や航空宇宙の取組みの推進により
人の呼込みと物の売込みの拡大を図ります。
② 大樹町の恵まれた自然環境と現有の各種運動、文化施設
の有効活用を図るため、スポーツ、文化団体の合宿誘致
についての調査検討を進めます。
・友好都市等との物産交流
の強化
町内産品の新規移出、
5年後10品目
・テレワーク、チャレンジ
ショップ等の創設
新設 5年間で1か所
・地域おこし協力隊の定住
H26年度 1人
5年後 5人
基本目標
の方向
数値
目標
※銀河連邦:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究施設のある4市2町が提携した友好都市関係の
ことである。
※テレワーク等:テレワーク、スモールオフィス、チャレンジショップなど誰でも利用できるワークスペースを指す。
3 テレワーク、スモールビジネス等新しい芽を育てる
① ICT技術を活用したテレワークやスモールオフィス・
チ ャ レ ン ジ シ ョ ッ プ 等 の 開 設 、 地 域 お こ し 協 力 隊 の 定
住・起業、子ども交流事業のパッケージ化など新たなビ
ジネスチャンスを創ります。
基本目標3
「やすらぎを生みだす」人と自然にやさしいまちづくり
平成27年4月に、コンパクトで美しく住み良いまちづくりをめざし、大
樹町都市計画マスタープランの改定を行いました。このマスタープランに基
づき安全・安心な生活空間をつくり、定住に結びつける生活環境を提供しま
す。また、公有地、公共施設の有効活用を図り、出産・子育ての希望をかな
える取組みを進めます。
・新築住宅 5年間で75戸
・転入者の増と転出者の減により社会増1人以上
具体的な施策
重要業績評価指標
(KPI)
1 住み続けたくなる生活環境の提供
① 空家バンクなど住宅情報や相談体制を整備します。
② 新築住宅助成制度を創設します。
③ 空家、中古住宅購入に対し、助成制度を創設します。
④ 民間による住宅展示場の誘致を検討します。
⑤ 安心して歩ける歩道網を計画的に整備します。
2 公有地、公共施設の有効活用により定住を促進
① 遊休町有地の分譲を進めます。
② 既存の公共施設改築を含め、屋内で子どもが遊べる場所を
整備します。
・町有地の分譲
5年間で10区画
・新築住宅助成制度創設
基本目標
の方向
数値
基本目標4
「人が輝く」夢を育み学びの意欲を高めるまちづくり
大樹町には、小学校・中学校・高校がそれぞれ1校、保育園2カ所と認定
こども園1か所があります。これらを含め生涯にわたり学ぶことが大切であ
ることから、ライフステージに応じた学習機会の充実を図り、体験学習や地
域に根ざした学習「大樹学」を通じ、ふるさとを良く知り、郷土愛を醸成す
ることにより、この町に住み続ける人、住みたい人を増やしていきます。
・就学前からの英語指導 100%
・住民一人当たりの貸出冊数
(H26)9.51冊 →(H31)10.0冊
1 小・中・高連携による「大樹学」の推進
① 大樹町の子どもたちに大樹町の自然、歴史、産業、宇宙の
取組みなど、地元を知る「大樹学」を切れ目なく推進し、
郷土愛を醸成し、定住及びUターン希望者増を図ります。
② 子ども農山漁村交流プロジェクトなどにより、大樹町の産
業や暮らしを体験的に学ぶ機会を増やします。
③ 子ども未来塾など放課後学習支援を拡充します。
2 英語をはじめグローバル化に対応した人材の育成
① 幼児期から英語に慣れ親しむよう、英語指導助手を増員し、
英語を学ぶ機会の充実を図ります。
② 姉妹都市、友好都市、銀河連邦及び平成 27 年に友好交流
協定を結んだ台湾高雄市大樹區との交流を通じグローバル
な視野を持つ人材の育成を図ります。
3 生涯学習施設の整備と運営の充実
① 体 育 施 設 の 整 備 と あ わ せ て 各 種 ス ポ ー ツ 教 室 な ど を 開 催
し、健康づくり体制の充実を図ります。
② 図書館を整備し、司書等のスタッフを充実させるとともに、
多面的機能も検討し、生涯学習の拠点としてまちの魅力ア
・子ども未来塾開催回数
現在 25回/年
5年後 45回/年
・英語指導助手
H26 1人
5年後 2人
具体的な施策
重要業績評価指標
(KPI) 基本目標
の方向
数値
基本目標5
「健やかに暮らす」安心と支えあいのまちづくり
大樹町に住んでいる全ての人が、いきいきと健康に暮らす社会環境をつく
ることがまちづくりの基本です。若者の出会いの場の情報提供など婚活をサ
ポートしながら、結婚、出産を支援します。さらに、子どもから高齢者まで
切れ目のない保健推進と健康づくりを図ることにより、健やかな暮らしと支
えあいのまちづくりを進めます。
・合計特殊出生率1.59 5年後に0.1ポイント増
具体的な施策
重要業績評価指標
(KPI)
1 婚活をサポートするとともに子育てをする家庭が安心して
暮らせる環境を築く
① 大樹っ子健診対象者の受診増を図り、全ての指導対象者に
対する指導を行います。
② ファミリ ーサポートの積極的 な PR により登録者を増 や
し、利用者増を図ります。
③ 学童保育所の対象を小学6年まで拡大し、施設整備を進め
ます。
④ 子どもが集い、遊べるまちなか公園を整備します。
⑤ 不妊治療への支援については、引き続き充実を図ります。
⑥ 十勝管内結婚支援協議会(仮称)などを通じ、出会いの情
報提供と結婚への意識の高揚を図ります。
2 住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられる環境を
築く
① ウ ォーキン グなど高 齢者の冬 の運動場 所の確保 を検討 し
ます。
② いきいき健康クラブ、ふまネット
※
など介護予防運動の参
加者増を図ります。
③ 住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、高齢者・障がい
者住宅の整備を検討します。
・ 大 樹 っ 子 健 診 に よ る 指 導
対象者指導100%の維持
・ファミリーサポート
登録者
5年後に30人
・いきいき健康クラブ、
ふまネット参加者
H26 247人
5年後 1,000人
・介護ボランティア、
日 常 生 活 支 援 サ ポ ー タ ー
養成
5年間で100人
基本目標
の方向
数値
※ふまネット: 50センチ四方のマス目でできた大きな網を床に敷き、この網を踏まないようにゆっくり慎重に歩く運動で、
「学習」しながら歩行のバランスを改善する「運動学習プログラム」です。
④ 介 護 ボ ラ ン ティ ア や日 常 生 活 支 援 サ ポー タ ーの 養 成 を
進め、日常生活支援体制を構築します。